腰痛を治す

腰痛は男性だけでなく女性にも多い症状です。

病院に行かれる程の状態の場合は、腰椎に問題がある場合が多く手術を受ける訳ですが、

病院で原因不明と言われる症状が実に80%もあるという事に注目して頂きたいと思います。

原因不明であれば、痛みの強さに関係なく一応病気では無く不調と言われる部類であり,鍼灸が大活躍する症状となります。

何よりも病院では原因不明でも、鍼灸では立派に原因がありますから,対処療法では無い根本治療が成立する訳です。

腰痛が出る仕組みは様々ありますが、主に筋肉系・骨格系・内臓系・ホルモン系・自律神経系と分けられます。

筋肉系は使い過ぎによる痛みが主流であり安静で自然治癒するのが普通です。

骨格系は姿勢不良や脊椎・骨盤部のズレやねじれによるバランス不良により痛みが発症します。ここからが手間ひまかけて施術を繰り返さないと改善できない部類です。

内臓系は長年の負担の蓄積により、内臓機能が上手く働くなった事による内臓体壁反射と呼ばれる状態です。内臓の機能回復は長期に渡る治療期間を有します。

ホルモン系で多いのが、女性の月経などとの関わりがあるホルモンバランスによる痛みです。ホルモンバランスの乱れが自律神経の過緊張を引き起こしている状態ですね。ホルモンバランスは年齢による改善効率の違いが出やすいのが特徴です。30代からだんだん治療期間がかかるようになってきます。

最後の自律神経系ですが、全ての痛みと関わっているために一番重要視する必要があります。筋肉・骨格・内臓・ホルモンのバランスをとっているのが自律神経になります。自律神経の治療期間は、何が原因で自律神経が乱れているのかにもよりますが、自律神経が整うと骨格・内臓・ホルモンが整うのでこれらが改善したことで完治とします。

以上簡単に説明しましたが、腰痛がすぐには治らない理由がお分かりいだだけると思います。すぐに痛みが止まる様な施術がただの対処療法であり、結果原因がどんどん進行してしまう原因にもなっている事も知ってください。

腰痛は原因をしっかり見極めることから始めます。原因を効率よく改善するためのにちゃんとした治療期間と治療回数が必要なのは必然なことなのです。痛みにだけ着目して、痛みがおさまれば治ったと思うのは大きな間違いであり、勘違いということです。腰痛を簡単に治す技術は現在世界中どこにもありません。簡単に治している治療院があれば、それはデモンストレーションであり、すぐ元に戻る対処療法です。

身体が不調になるのにはちゃんとした原因があります。それは生活習慣の中で少しずつ溜め込まれた負の遺産の様なものです。大きな負の遺産を背負ってしまった場合には、本当の病気になる前にしっかりと解消するための努力が必要なのです。本当の病気になってからでは手遅れです。本当の健康こそがあなたの大切な財産です。健康だからこそ本当の幸せを手に入れることが出来るのです。

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