女性の40代中頃から50代中頃までを更年期と呼びますが、月経の終焉と共に心と身体の不調が出始めることが多く、産婦人科に相談に行かれる方も多いと思います。
産婦人科での処置でスッキリと解決すれば言うことはないんですが、ホルモンバランスの乱れからくる自律神経症状は、ピルを飲んで補っていてもやっぱりちょこちょこ出てきてしまいます。
非常に不快な日々が１０年も続きその間はひたすら我慢のみ。１０年間の心と身体の不調はあなたの大切な人生をどれだけ無駄にしているか。なかなかわかって貰えない苦しみを10年は余りにも長すぎます。
どうか、鍼灸を頼って下さい。必ず笑顔を取り戻すことが出来ます。できると分かっているのに救えないのは心苦しい限りです。
更年期症状は女性ホルモンの減少とともに起こり始めますが、ホルモンの減少だけの問題であれば、産婦人科でのピルの処方で十分ケアできるはずですが、実際はホルモン補充だけでは身体と心の不調が取れきれないのは経験されている方には充分理解していただけると思うます。
どうしても自律神経症状が治らないのにはどうやら訳がありそうです。
更年期症状で悩まれている方の多くに頚椎・胸椎の変異（ズレ・ねじれ・可動域不足）が見られます。
毎日の生活の中で自律神経が乱れ、頚椎変異を起こし神経の正常な働きを阻害する状態がもうすでに整っていたと言えます。
この辺りがホルモン補充だけでは十分なケアに繋がらない大きな要素のようです。
逆に言えば頚椎変異を改善する事で更年期症状を解決することが出来そうです。
その考えの元患者さんに施術を繰り返し行ったところ、見事に頚椎変異の改善と症状消失を達成することが出来ました。
ここが鍼灸に頼って頂きたいと強く思うところです。