治療と対処療法の違い 1

世の中には色々な治療院がある中で、当院を選んでいただくことは大変光栄なことです。

皆さんは何を期待してご連絡してくれているのでしょう?

全てのご要望に応えたい思いは心の底からあるのですが、そう簡単には行かない事もあるのです。

例えば肩凝り一つ取り上げてみます。

肩が辛くて少しでも早く楽になりたいと来院されたとします。 ほとんどの治療院はその場で楽になってもらう施術を行う、或いは数回で楽になる施術を行います。

楽になりましたと喜ばれ、治療院はお役に立てたと喜びます。

患者さん側もこのようなイメージを持って治療院に連絡されるのではないでしょうか?

実はこれは対処療法なのです。

対処療法はその場を対処しているだけで、辛い肩凝りが治っている訳ではありません。

痛みに対して痛み止めを飲んでいるようなものです。

大切な事は、辛い肩こりが治ったのではなく、一時的に楽になった状態だという事です。

対して本当の治療とは。

辛い肩こりを起こしている原因を治していく事です。

原因は様々ですから、まず原因の特定をしっかりと行い(これ重要)その原因にアプローチして治していきます。

辛い肩こりは慢性的な症状と予想されますから、その原因に対するアプローチも原因に見合った治療回数や頻度・治療期間が必要です。

結果、原因は解消され辛い肩こりから解放される体になってもらえます。

健康は簡単には手に入りませんし、安く手に入れる事もできません。

以上のことを理解された上で、どちらの選択をされますか?

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